I'm Never Gonna Say Goodbye / Billy Preston

アイム・ネヴァー・ゴナ・セイ・グッドバイ / ビリー・プレストン

　こんにちは、エリーです。2024年9月5日。9月9日は札幌のソウルバーMAYBEの充さんの5周忌です。いつもは月命日の更新ですが、今回は理由があって少し早めに更新しました。

　この週末は、9月7、8、9日と、MAYBEっぽい夜が開かれます。場所は元MAYBEであり今は牡蠣と海鮮のお店、第六十三七洋丸さん。お店のホームページにはお料理の写真と一緒に、MAYBEの面影を残す2階の写真も載っています。MAYBEっぽい夜とは、元MAYBEスタッフで今は七洋丸の店主の加藤さんが、充さんを慕う人たちのためにMAYBEっぽくお店を開放してくれる日です。

　MAYBEっぽい夜に集まる人たちの中にはこのサイトを見てくれている方たちもいて、多分加藤さんも見てくれていると思うので？、「この曲をかけてほしいな♪」というリクエストの意味も込めて、早めの更新にしました。（もし見てくれてなかったら当日直接リクエストします・笑）

　さて、充さんがいなくなって5年。5回目の命日に選んだ曲は、ビリー・プレストンの「I'm Never Gonna Say Goodbye（和訳は、さよならは絶対に言わない）」です。

　このサイトは充さんが亡くなった直後に始めました。今月で5年になります。充さんとの会話の場として、想い出語りの場として、毎月9日の更新を続けてきました。5年という数字は区切りが良いので、これを機に定期更新をやめることも一瞬考えました。でも...それでは私が寂しくて。まだまだ気持ちの一部は5年前に置き去りのままなので、気が済むまで、いつまでも気が済まなければ続けられる限り続けて行きたいと思います。

　ということで、充さんへの宣言の意味も込めて「さよならは！絶対！言わない！」と強烈に訴えてくれるこの曲を選びました。「さよならはどう頑張っても言えない」「このままあなたを好きでい続けた方がまだマシ」なんて歌う曲です。

　まあ初めてこの歌詞を聴いた時に思い浮かんだのは、いつか来る夫との別れでしたけれど。それを想像して喉の奥が詰まりましたけれど。

　とは言え充さんに対してもMAYBEに対しても、この曲に込められたメッセージが、今も5年前と変わらないエリーの本音です。

　ねえ、充さん。充さんにも、MAYBEにも、さよならは！絶対！言わないから！

I'm Never Gonna Say Goodbye

Somebody lied to me

誰かが僕に嘘をついた

It just can't be, you can't be gone forever

そんなはずない

君が永遠にいなくなってしまうなんて

Somebody got it wrong

誰かが間違えたんだ

You were gonna love me all my life

君は一生僕を愛してくれるはずだった

Weren't we good together

一緒にいて幸せだったじゃないか

Now I'm on my own

今僕はひとりきり

And I don't think I'll ever learn to live

One day alone

一人で生きるなんて考えられないよ

たった一日だってさ

So I'm never gonna say goodbye

だから絶対にさよならは言わない

Say goodbye is something I can't bring myself to do

さよならはどう頑張っても言えない

Cause as long as I don't say goodbye

だってさよならを言わない間は

Darling I know

part of me will always be with you

愛しい人、僕は知ってる

僕の一部が君と共にあり続けるって

この2行目の“I can’t bring myself to do”に使われている

“bring 人 to do”とは、

「（人が）何かを嫌々やる」という意味です。

これを“can’t”で打ち消しているので、

直訳すると「嫌々やることさえできない」という意味になり、

「どう頑張ってもできない」という訳詞にしました。

What am I gonna do

これからどうしたらいいんだろう

Having you was all I ever wanted, wanted

君と一緒にいることだけが僕の望みだった

Where am I gonna go

どこへ行けばいいんだろう

To feel the way I felt inside your arms

君の腕の中で感じたものを感じるには

Still my life is better

Loving you as I do

君をこのまま愛する方が

僕の人生はまだマシだ

Thanks for being with me darling

僕と一緒にいてくれてありがとう、愛しい人

Thanks for being you

君でいてくれてありがとう